リハビリテーション科

当院のリハビリテーション科は理学療法(II)の施設基準を取得し、スタッフはPT8名、OT1名で、 1日約100名の患者さまに対し理学療法、作業療法を提供しています。

急性期脳血管疾患の患者さま

入院(発症)当日、または数日以内に理学療法が開始されます。例えば、開頭術後脳室ドレナージ挿入中で、 呼吸器も装着され、心電計モニター等でリスク管理がされているICUの患者さまにも、 手術の翌日からベッドサイドで理学療法が開始されます。特に急性期は呼吸管理が大切といわれているため、 看護師と連携を取りながら肺理学療法も行い、状態が早く安定するように努めています。

このような訓練を実施していることで、早く座位をとることができ、それが、早期離床や意識の回復につながっています。 また、全身状態が安定している患者さまには訓練室で、基本動作訓練、歩行訓練など社会復帰を目標に、 積極的な理学療法が行われています。早期から理学療法を開始することにより、 ケースによっては2週間程度で機能が回復し、 社会復帰されています。

脊髄脊椎疾患の患者さま

術後数日〜1週間で筋力強化などの理学療法が開始されます。退院時には、その後の自宅での生活や、 リハビリについての指導も行っています。

神経内科疾患、脳血管疾患後遺症の患者さま

廃用症候群、ADL低下が認められた場合には、2週間の短期入院をしていただき、 ポイントを絞った集中的な訓練を行っています。低下してきた機能を早めに訓練することで、 回復効果も高まっています。さらに退院後も通院リハビリで機能維持を図っています。 ADL自立のために、看護師と連携を取りながら病棟でできるリハビリプログラムを組み、 実施してもらっています。また、MSWなどとも連携し、自宅退院時や外来通院の患者さまの 在宅調整に関しての助言も行っています。

患者さまの状態が安定し、一日も早く回復できるように、今後も医師、看護師など他職種と連携を取り合い、 超急性期から適切、的確なリハビリを提供していきたいと思っています。 また、突然の発症で患者さまやご家族が抱える不安が少しでも和らぎ、安心して理学療法が受けられるように、 リハビリスタッフ一同努力していきたいと思います。