札幌麻生脳神経外科病院　第３回　麻生脳外テラス教室

　令和元年５月３１日、第３回テラス教室を当院１階喫茶コーナーにて開催致しました。今回は『気になる“腰痛”のはなし～わたしの骨は大丈夫？～』をテーマとして、近隣より多くの方々の参加がありました。

　第一部では、当院の笹森徹医師が『腰痛と骨のお話』の講演を行いました。「腰痛に悩む日本人は非常に多く、その腰痛の原因はさまざまであるが１５％程度しか原因の特定はできておらず、特定できる原因の一つが圧迫骨折であり、加齢や服用している薬の成分によって骨粗しょう症や骨量が低下すると骨折が起きやすくなります。」、「当院では圧迫骨折の治療も行っているので、症状のある方はご相談下さい。」などとお話ししました。




　第二部では、外来の竹林友紀看護師が『骨粗しょう症を予防する生活習慣』の講演を行いました。 「骨粗しょう症を予防する為には、骨を強化することが重要。骨を強くするためにはバランスの良い食事、適度な運動、日光浴を行うことが大切です。」、「転倒による骨折にも注意し、転倒予防の観点から運動による身体機能の維持や家の室内環境を整える必要があります。」などとお話ししました。また、講演終了後には参加された全ての皆様に骨密度や血圧の測定を実施し、盛会裏に閉会致しました。