看護部
部門紹介

3階病棟の看護のご紹介

 私たち3階病棟は、脳神経外科分野の中でも、主に脊髄疾患の検査及び術前後看護、脳腫瘍の術前後や維持療法あるいは終末期看護、脳血管障害の急性期から回復にかけての看護を主に担っています。そのため、日常生活動作に関してはほぼ自立している方から、意識障害があるため全面的に介助を要する患者さままで、様々な方がいらっしゃいます。疾患においても患者さまの自立度においても多岐にわたる分、看護師として様々な病態や状況に関わらせて頂く場面が多く、大変な面もありますが、それは私たちにとっても貴重な学びであり、やりがいにつながることでもあると考えています。入退院数も多く、急性期の限られた入院期間中の治療を支えながら、今後の生活や思いを念頭に置き、生活支援者として患者さま及びご家族を支えていきたいと、日々奮闘しています。

主な疾患・治療・検査

疾 患 治 療
頚椎症
腰椎脊柱管狭窄症
脊髄腫瘍
脊椎ヘルニア
脳腫瘍
(神経膠腫・悪性リンパ腫・転移性脳腫瘍・
髄膜腫・下垂体腺腫・聴神経腫瘍など)
脳梗塞
脳出血
慢性硬膜下血腫
脊髄疾患における各種手術
脳腫瘍における開頭術
経鼻的下垂体腫瘍摘出術
脳腫瘍に対する化学療法
(テモダール、アバスチン治療)

3階病棟の看護の特徴

病態や生活背景を踏まえながら、今後の生活を共に考える

様々な病態や症状を抱え、更に生活背景の異なる患者さまやご家族を看護支援していくためには、スタッフ個々の病態知識やスキルと感性、そしてそれを相互に補い合う強固なメンバーシップが重要となってきます。当病棟では、日々のカンファレンスで、プライマリーナースを中心にチームで看護展開を共有したり、病態についての学習やそれを看護に活かしていくための意見交換を行い、患者さまに還元できるように取り組んでいます。


患者さま・ご家族の思いに耳を傾けながら、障がいを負いつつも持てる残存機能を活かして今後の生活を過ごしていけるよう、将来を見据えた治療のサポートやケアを行なっていきたいと考えています。


先輩看護師からメッセージ

半谷 葵
ドキドキハラハラの毎日ですが、毎日が楽しく、周りの先輩に支えられながら看護を行うことができています!!もっと知識や技術を磨いていけるように頑張ります!!(入職3年目)
大年 静江
脳卒中・脳腫瘍・脊髄疾患の患者さまのケアをしています。麻痺・言語障害・高次機能障害など、症状は様々です。患者さまやご家族の想いを大切にして、適切な看護ができるよう、スタッフみんなで日々学習しながら頑張っています。(入職10年目、うち1年間の育児休暇2回取得)