リハビリテーション部
リハビリテーション部 リハビリテーション機器の紹介 回復期リハビリテーション病棟 学術活動実績

回復期リハビリテーション病棟のご案内

回復期リハビリテーション病棟とは
　脳血管疾患、脊髄疾患の術後などの患者さまに対し、リハビリテーションを集中的に行い、可能な限りの生活機能の改善と、在宅復帰、社会復帰を目的とする病棟です。
　医師・看護師・介護スタッフ・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなど多くの専門職がチームを組み協働して、より良い生活を目指し支援していきます。

回復期リハビリ病棟 実績

当院
（2025.1現在）		 全国平均
（回復期リハ病棟協会調査2024）
在宅復帰率 85.2% 78.6％
脳血管疾患の割合 99.0% 42.2％
1日当たりの患者さまへの提供単位数 8.1 6.73
リハビリテーション実績指数 55.33 46.6（中央値）
【2025年4月1日】
1〜3月
①直近3ヶ月間の退棟患者数 45名
②退棟患者の回復期リハビリテーションを要する状態の区分内訳 1〜3月
脳血管出血、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症、義肢装着訓練を要する状態又は手術後2ヶ月以内 99%
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折の発症、二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後2ヶ月以内 1%
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後又は手術後2ヶ月以内 0%
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後1ヶ月以内 0%
股関節又は膝関節の置換術後1ヶ月以内 0%
【リハビリテーション実績指数】（6ヶ月実績：10月提出）
③実績指数 50.39
④実績指数の計算対象とした患者数 93名
⑤ ④の患者の退棟時ＦＩＭ得点から入棟時ＦＩＭ得点を控除した総和 2118点  
⑥ ④の各患者の入棟から退棟までの日数を、患者の入棟時の状態に応じた回復期リハビリテーション病棟入院料の算定日数上限で除した総和 42.03
直近6ヶ月間実績 4月
在宅復帰率 86.2%
重症改善率 66.1%
リハ単位 7.97

脳神経外科病院だから安心してリハビリに集中

　脳卒中は、再発率の高い疾患です。当病棟は、脳神経外科専門病院にあるため、脳卒中再発時も速やかな対応が可能であり安心してリハビリに集中することができます。病棟担当医師はリハビリテーション専門医の資格を有しています。
　脳卒中は、障害された場所や程度によって、一人ひとり症状が異なり、必要なリハビリテーションも違います。また、脳卒中再発予防のための医学的管理、痺れ・痛みなどの症状緩和のための投薬治療なども必要です。脳卒中のリハビリテーションは、脳にもリハビリテーションにも精通している事が重要です。


リハビリテーションセンター長

医師　安彦 かがり

日本リハビリテーション医学会専門医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会認定専門医

脳神経疾患に特化した質の高いリハビリテーション

　当院は脳外科疾患について急性期から回復期、在宅まで一貫したリハビリテーション、看護、介護を提供することで、患者さま、ご家族の皆様へ安心した生活が送れる支援を提供しています。
　またどのような障害があっても口から食べることを大切にする「口のリハビリテーション」に力を入れています。多職種が「ONE TEAM」となって、諦めないで口から食べることの取り組みを実現させていきます。


リハビリテーション部 技士長

源間 隆雄

摂食嚥下障害領域認定言語聴覚士
摂食嚥下リハビリテーション学会認定士

　
リハビリテーションスタッフ
当院のリハビリテーション部は、理学療法士(PT)29名、作業療法士(OT)24名、言語聴覚士(ST)13名の合計66名で構成されています。脳卒中認定理学療法士(5名)、摂食嚥下障害領域認定言語聴覚士(1名)も在籍しており、365日、日曜・祝日も質の高いリハビリを毎日提供できる体制が整っています。
訓練場面
理学療法士による歩く練習
作業療法士による上肢の練習
言語聴覚士による食べる練習