リハビリセンター
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リハビリセンターとは

 2020年からリハビリセンター長を務めております安彦かがりです。主に病院全体のリハビリ部門の統括と、回復期リハビリ病棟の診療を担当しています。

 当院は、脳卒中を中心とした脳・脊髄疾患のリハビリを専門に行っております。当院のリハビリ部門には、認定理学療法士・認定作業療法士の資格保有者や、大学院に修学してより専門的な知識を習得中の人員も含めて、約60名のスタッフが在籍しており、患者さまに良質なリハビリを提供できるよう日々研鑽に励んでおります。また、リハビリロボット ウェルウォークをはじめ、ドライブシミュレーター、各種電気刺激療法機器、拡散型ショックウェーブなどを用いた先進的なリハビリにも取り組んでいるところです。

 脳卒中の治療は、急性期、回復期、生活期の各段階に分かれており、それぞれの段階に応じて、治療やリハビリの内容が異なります。症状の改善に向けて極めて重要であることは、発症直後の急性期の段階からリハビリを開始することです。当院では、最初期の集中治療室の段階から、ベッドサイドにおいてリハビリを開始しています。また、続く回復期においても、脳神経外科病院にある回復期リハビリ病棟として、脳画像診断に基づく高次脳機能障害のより細かい評価や、脳卒中で最も懸念される再発への対応を迅速に行っている他、土日も含めて365日、多種多様なリハビリを提供しています。生活期においては、当院の訪問看護ステーションから訪問リハビリを提供していることに加えて、後遺症として問題となる痙縮に対するボツリヌス治療と拡散ショックウェーブを用いたリハビリをセットで行う入院も実施しております。このように、急性期から回復期、生活期までシームレスにリハビリを行えるということが、当院のリハビリの特徴となっております。

 以上の特徴を活かし、多職種と連携しながらより良い診療に取り組んで参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
回復期リハビリ病棟について

リハビリセンター長

安彦 かがり

日本リハビリテーション医学会専門医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会認定専門医